城内議員が「浅田選手記事」で謝罪 「多くの人の気持ち逆撫でした」(J-CASTニュース)

 城内実衆議院議員がブログで書いた冬季オリンピックのフィギュアスケート・浅田真央選手の記事が「炎上」し、城内議員はブログで謝罪した。「韓国のキム・ヨナ選手がどうみてもだんとつ」「悔しいがとなりの韓国にわが日本は完敗した」と書いたことが「炎上」の始まりで、「浅田真央選手に失礼だ!」など1300ものコメントが付いた。

 また、コメント欄に批判的な投稿が殺到したため、「いつから日本人はこれほど礼儀知らずになったのだろうか」などとブログで返答し、火に油を注ぐ形になっていた。

■「いつから日本人はこれほど礼儀知らずになったのだろうか」

 城内議員は2010年2月27日付けの「浅田真央さんの銀メダル」というタイトルのブログで、韓国のキム・ヨナ選手と浅田選手の成績は僅差やどんぐりのせいくらべではなく、大差の金と銀だった、と書いた。キム選手は四年前からカナダで練習に練習を重ねて、韓国の国をあげての努力はさすがだ、と評価。自分は日本をこよなく愛しているが、結果は結果であり、

  「今回は心から韓国のみなさんにおめでとうございます」

と褒め称えた。

 これに対しブログのコメント欄には

  「浅田さんは初めてのオリンピックで国を背負って頑張っているというのに、そういう言葉のかけ方はどうなんですか」
  「これまで浅田真央がどんな仕打ちに耐えてきたか知らないのですか?」
  「韓国に日本は完敗した…なんて考えないといけないんですかね?」

などの批判が1300近く投稿された。

 こうした批判を受け城内議員は、10年3月2日付けで、大勢の方からコメントを頂いた、とし、

  「なんという言葉尻をとらえての罵詈雑言のオンパレード。人のブログのコメント欄に書きたいほうだい。いやあ驚いた。いつから日本人はこれほど礼儀知らずになったのだろうか」

と逆襲。人を批判するならコメント欄には実名で書くべきで、昔の日本だったら「こら、ふざけるな。卑怯者名をなのれ。」と一喝される、とした。自分は今回の事で多少不快に感じた程度だが、ネットで誹謗中傷され悩んでいる人もいて、

  「中傷されて真剣に悩まれている方の人権は守るべきだと思いました」

と結んだ。

■4年後はダントツの勝利を飾って欲しい

 これが油に火を注ぐ形になり「礼儀知らずはあなたです。みんな親切心であなたを諭してるのです」などと「炎上」が拡大していった。

 2010年3月4日、城内議員はブログで、

  「私のブログでのいくつかの発言が誤解を招くものであったこと、また、多くの方の気持ちを逆撫でするものであったことを認め、この場でお詫びするとともに、重ねて私の真意をお伝えしたいと思います」

と謝罪文を掲載した。

 城内議員はJ-CASTニュースの取材に対し、「私も浅田選手のファンであり、金メダルを取れなかったことが非常に残念だったことであのような冷静さを欠いた文章になった」と語った。4年後のオリンピックでは「ダントツの圧倒的勝利を掴む」ため、国を挙げてしっかりと選手を応援し、ルールも日本選手に不利にならないよう働きかけるべきであり、今回の結果を反省材料にしなければならない、というのが真意だった、とも弁明した。

  匿名で批判を書き込んだ人達に「卑怯者」呼ばわりしたことについても、「冷静さを欠いていたための発言で、ネットの匿名性はしかたのない問題。これからも自分に対する叱咤激励をコメントして頂きたい」としている。

 ただ、浅田選手の努力は認めるが銀メダルは銀メダル。「完敗」を認める事は重要で、「ルールのせいとか、置かれている環境のせい、など責任逃れをするような議論はよろしくない。全ては本人の努力と結果」と語る。城内議員自身、05年の国政選挙では748票差という僅差だったが「完敗」と認めた。4年後の選挙では7万5千票の差で圧倒的勝利を飾った。そのための4年間の努力を、フィギュアスケートの浅田選手に重ねて見ていたようだ。


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 イラストは工事の完成を迎える9月まで見ることができる。【斉藤三奈子】

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 午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
 午前9時18分、公邸発。「リコール問題でトヨタ社長が米議会公聴会に出席したが」に「改善すべきところを大いにこれからも議論して、改善する姿勢を貫くことを期待する」。同21分、官邸着。同22分、執務室へ。
 午前9時30分、執務室を出て特別応接室へ。同31分から同34分まで、稲盛和夫京セラ名誉会長に内閣特別顧問の辞令交付。平野博文官房長官同席。同35分、同室を出て執務室へ。
 午前9時36分から同50分まで、稲盛内閣特別顧問。平野官房長官、松井孝治、滝野欣弥両官房副長官同席。
 午前10時11分、執務室を出て特別応接室へ。同12分から同38分まで、自殺者の遺児が表敬。福島瑞穂消費者・少子化担当相同席。同39分、同室を出て執務室へ。
 午前10時40分、岡田克也外相、西村智奈美外務政務官らが入った。同42分、千葉景子法相、中村哲治法務政務官が加わった。同11時25分、岡田氏が出た。同27分、全員出た。同31分、執務室を出て特別応接室へ。
 午前11時32分から午後1時14分まで、伊藤元重東大大学院教授らエコノミストと昼食。松井官房副長官同席。同15分、特別応接室を出て執務室へ。
 午後2時2分、執務室を出て、同3分、官邸発。同5分、国会着。同6分、衆院本会議場へ。同8分から同13分まで、本会議場内で菅直人副総理兼財務相、平野官房長官、古川元久内閣府副大臣。同15分、衆院本会議開会。
 午後3時24分、衆院本会議休憩。同25分、衆院本会議場を出て、同26分、国会発。同27分、官邸着。同29分、執務室へ。
 午後3時32分から同4時9分まで、仙谷由人国家戦略担当相、渡辺周総務副大臣、峰崎直樹財務副大臣、松井官房副長官、金子郁容慶大大学院教授。
 午後4時10分から同17分まで、エアバスのトム・エンダース社長。
 午後4時18分から同48分まで、岡田外相、直嶋正行経済産業相。同52分、執務室を出て、同53分、官邸発。同55分、国会着。同56分、衆院本会議場へ。同5時3分、衆院本会議再開。
 午後5時59分、衆院本会議休憩。同6時、衆院本会議場を出て院内大臣室へ。
 午後6時10分、院内大臣室を出て、同11分から同16分まで、院内大臣室前で報道各社のインタビュー。「岡田外相、千葉法相と国際的な子どもの奪取に関するハーグ条約について協議したが」に「早く解決に向けて政府としても道筋をつくらないといけない。ハーグ条約に対して早く結論を出すべきだと指示した」。同17分、衆院本会議場へ。同22分、衆院本会議再開。
 午後6時42分、衆院本会議を途中退席し、本会議場を出て、同43分、院内大臣室へ。同44分から同53分まで、松井官房副長官。
 午後6時54分、院内大臣室を出て、同56分、国会発。同57分、官邸着。同59分、執務室へ。
 午後7時3分、執務室を出て小ホールへ。同4分から同8時20分まで、宮本雄二駐中国大使らアジア大洋州大使会議出席者。同21分、小ホールを出て執務室へ。
 午後8時46分、執務室を出て、同47分、官邸発。同49分、公邸着。
 26日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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